プエラリアは皮膚から吸収されるのか?バストアップクリームについての個人的な考察
2017/12/21
バストアップクリームしかり、バストアップサプリしかり。
「バストアップ」と名のつくもののほとんどにプエラリアが配合されていて、
プエラリアが入っていないバストアップ商品を見つけるのが大変なくらい。
「バストアップといえばプエラリア」みたいな構図がありますね。
「プエラリアが入っているものは使いたくない」と思っている私にとって、
選択の幅が限りなく狭められるのはあまり嬉しくない。
プエラリアが入っているサプリはこの際置いておいて、
プエラリアが入っているバストアップクリームってどうなの?についての考察です。
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プエラリアが入ってるクリームってどうなのよ?
実はこの、
「プエラリアをクリームとして使ったときの吸収割合」
というのが、実証的なデータがないんですよね。
だからあくまでも、いろんなデータから推測する私の個人的な考察です。
プエラリアのサプリとクリームの違いは
プエラリアは植物性エストロゲンの一種。
植物の中にはエストロゲン(もしくは女性ホルモン)と似た働きをするものがあり、
エストロゲンの受容体と結合することによって、
エストロゲンに似た働きをするようになります。
プエラリアの働きや強さについてはこちらでも詳しく書いてます。
(参考:プエラリアが怖い理由を列挙する。効果はあってもしたくないって副作用の話)
プエラリアの特徴として顕著なのは
・他の(例えばイソフラボン)植物性エストロゲンよりもエストロゲン活性が強い
・エストロゲン受容体への結合能が強い
参考引用:NCBI PMID: 15876408
ここでポイントなのは、プエラリアのような植物エストロゲンは、
受容体と結合することで「エストロゲンに似た働き」をするということ。
逆に、受容体と結合しなかったらそんな働きはないってこと。
…じゃないですか?違うでしょうか。
そういうふうに考えると、
サプリとして経口摂取するプエラリアの場合は、
体中をプエラリアの成分が回る(と思う)ので、結合するチャンスが多いでしょう。
一方でバストアップクリームの場合。
どれほどの量が経皮吸収されるかは今はさておいて、
胸だけに塗った成分の中のどれだけが受容体と出会って、結合できるのか。
この部分が、サプリのプエラリアのほうがいいとか言われるゆえんでしょう、きっと。
プエラリアは経皮吸収されるのか
ではここからが遅ればせながら本題です。
プエラリアは経皮吸収されるのか?
私としてはされないほうがいいわけです。そしたらプエラリア入りのクリームも選べるし。
経皮吸収される分子量
毛穴や汗腺から吸収される分子量は1000以下であり、
細胞間や細胞内より吸収される分子量は500以下とされています。
引用:サラヴィオ化粧品株式会社
もっと言うと、経皮吸収されやすい成分の特徴は
●分子量が小さい
●脂溶性が適度に高い
●融点(固体が液体になるときの温度)が低い
(この特徴については薬品に関することなので、プエラリアにも当てはまるのかは謎)
プエラリアを配合したクリームが経皮吸収されるかどうかは、
成分自体がどの程度の分子の大きさまで小さくなっているかが問題という。
ただこれって、その商品によるところが大きいですよね。
なんつーか、「低分子プエラリア!」とか言ってたら低分子なんでしょうし、
何も記載されていないなら低分子じゃないんでしょうし。
で、販売ページを見る限りでは、「どこまで低分子化されてるか」までの情報って、
明記されてないんですよ。
ただ最近のバストアップクリームは、何かしらの方法で、
吸収されるように作られている場合が多いですよね。
「角質まで浸透するように」とか「発酵させたプエラリア」とか。
商品によって、配合量内のどこまで吸収されるかは差があるけど、
吸収されないってことは考えにくい。
プエラリアの副作用を気にするのであれば、
どんな形であれ「プエラリア配合クリーム」を使ってしまうのはやめておいたほうがいい。
プエラリアが配合されてるクリームってやっぱり悪い?まとめ
使いたくない!と思ってる私ですが、
・バストアップクリームはサプリに比べて副作用が少ない
とかいう話を何回も聞いちゃうと、使っちゃいたくなります。
なりますとも。
でも、自分への防衛戦として、「プエラリアは使わない」というラインは守りたくて。
じゃあ、プエラリアを使ってないクリームが良かったらいいんじゃね?
ということで試してみました!
探した中で唯一「プエラリアを使っていないバストアップクリーム」
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