産後のクーパー靭帯が垂れ下がりの原因に?胸を復活させるために考える
2017/12/22
クーパー靭帯って聞いたことがあるでしょうか。
クーパー靭帯というのは、胸の脂肪や乳腺を支えるようにしてつなげている、
コラーゲン繊維の束のこと。
ザックリとした図ですが、こんなふうに乳腺と皮下脂肪を支えています。
胸が垂れる原因の1つとして、
「クーパー靭帯が伸びた!!」や「クーパー靭帯が切れた!!」があるわけなんですね。
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目次
クーパー靭帯って何?垂れた胸に繋がる理由とは
クーパー靭帯は乳腺と皮下脂肪を支えています。
って、さっきも言ったことをもう一回言っちゃうくらいに、支えています。
んで、このクーパー靭帯はコラーゲン繊維なので、伸びたり切れたりしちゃうことも。
ポニーテールにしてる髪のゴムをブチッと切っちゃうと、髪がバサバサっと下がってくるように。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりしちゃうと、胸の肉も下がりやすくなります。
重要なのは、クーパー靭帯は切れたり伸びたりすると修復できないという点。
そんな軟弱に作るなよ神!とか思うけど。
ではでは、なんでクーパー靭帯って傷つくの?ですが。
クーパー靭帯が切れた?!その理由は何
クーパー靭帯が切れたり伸びたりしてしまう理由は大きく3つ。
3つもあるよ。やだやだ。
胸自体の重力によるもの
こちらは主に、私が願ってやまない巨乳の方々のことでしょうね。
ナメック星に住んでいるわけではない私たち地球においては、重力は全て下の方に。
胸にももちろん同じように、下に下に重さが下がっています。
そして、巨乳の方々が走ったときやジャンプしたときのあの揺れ。
全力でその揺れが欲しいと願っていますが、その揺れもクーパー靭帯の損傷に原因に。
コラーゲン繊維はそれほど弱い組織というわけではありませんが、
長時間、胸に負荷がかかった状態が続くと、
「伸びたり切れたり」からの胸の垂れ下がりにつながっていきます。
加齢
正直「加齢」という言葉を聞き飽きた感が満載なんですが、
年を取ることは、体のたるみを生んでしまうんですね。
顔の肌がたるんでしまうように、お腹がタプっとたるんでしまうように。
クーパー靭帯も、語弊はあるかもだけど、たるみます。
そして加齢によってコラーゲン自体の生成量も減ってしまうのですよ。怖い怖い。
授乳
出産経験や授乳経験のない方はおそらく、「赤ちゃんとおっぱい」なんて言うと、
コクコク飲んでる牧歌的なイメージを持つかもなんですが、実際は違くて。
あの胸への執着心。吸引力だけでおっぱいにぶら下がれるほどの底力。
拷問レベルで引っ張られまくります。(幸せだけどね)
この「引っ張り」も、クーパー靭帯には損傷の原因に。
そりゃそうですね。
1年位かけて、あんだけ引っ張られるなんて普通ではありえないことですし。
そして、妊娠のときに大きくなった胸。
このとき、クーパー靭帯はおもいっきり伸びている状態なんですね。
でも、「一度伸びたクーパー靭帯は元には戻らない」とあるように、
伸びきった状態のクーパー靭帯は、胸が小さくなってもそのままなわけですね。
なんだろう、支えてる縄がダルンダルンになってるイメージでしょうか。
そりゃあ、上には上がらないよねっていう。
じゃあ垂れ下がった胸はクーパー靭帯的にはお手上げ?
胸自体の重力は皆無だとしても。
加齢・子どもによる強い吸引・妊娠時の爆乳と、
クーパー的には完全に血反吐を吐くレベルで痛めつけている私。(不本意)
伸びてしまった&切れてしまったクーパー靭帯が元に戻らないなら、
我がクーパー及び胸は、壊滅的な被害を被っているわけなんですが、
なんとかならんもんかね。ということでこちら。
クーパー靭帯よ!復活せよ!って方法はあるのか?!
何度も言いますが、伸びたクーパーは元には戻りません。
そこで、クーパーさんになんとかもうちょい働いてくれないもんかな?のときは、
そう!いたわりと強化です。
これ以上、クーパー靭帯を損傷させないために、今あるクーパーさんに頑張ってもらうために。
年齢に合ったブラジャーをきちんとつける
ブラジャーって、年代別に形が少しずつ違っているのを知ってるでしょうか。
カップ数が同じでも、年代によって胸の形が変わるんですね。
例えば私が20代の頃のブラジャーをつけると、胸の上のほうがカポカポします。
これ、上乳がそげてるからです。んでハリもない。
きちんと自分の胸の形に合ったブラジャーをつけることで、
皮膚の垂れ下がりをある程度防止することができます。
就寝時の横への皮膚の垂れ下がりを防止するには、ナイトブラがいいんだってよ。
ともあれ、クーパー靭帯をこれ以上伸ばさないための基本はブラ選びです。
大胸筋を鍛える?これって効果アリ?!
バストアップの方法として有名な「合掌のポーズ」
あれも大胸筋を鍛えるためのエクササイズの1つなんですが、どうですか?
一時期、敬虔な修行僧よりも日夜、手を合わせ続けたことがあったんですが、
胸に変化があったよう思えないんですよね私。
でも、いろんなとこで「バストアップ方法」として名高いわけですね。
胸筋を鍛えると、筋肉が皮膚を引っ張ってくれますし、その分肌のハリにもつながります。
ただ、このやり方は個人差が大きいです。
というのも、
胸の筋トレは胸筋がガッツリ発達している人以外は
二の腕に筋肉がつくだけで胸筋には響きません。全くの無駄です。
とおっしゃるのは、『美バストになる!』の著者 蓮水カノンさん。
どちらが正しいのか?は私には分からないけど、
実感ベースで言うなら、筋トレよりもマッサージのほうがいいのかも、とか。
コラーゲンが作られやすい体を作る
クーパー靭帯はコラーゲン繊維の束。
短絡的に、コラーゲンが増えればクーパーさん強くなるんじゃないの?とか思っちゃうよね-。
コラーゲンを口から摂取することに関しては
「Aが正しい!いや、Bか?いやいやいやそうじゃない、Cだ!」
みたいな、私のような凡人には理解に苦しむ論争が繰り広げられてますね。
要は、
・食べたコラーゲンはアミノ酸に分解されるだけだから意味なし
・食べたコラーゲンの全てがアミノ酸に分解されるわけではないから意味はある
どっちが正しいかなんて私にはもちろん分からないですが、
少なくとも「コラーゲンが作られやすい体内状況にする」ということには意味はあると思っています。
コラーゲンが増えやすい体にすることのメリットは2つ。
1,クーパーさんが、もしかしたら強くなるかも
2,肌のハリをうんで、胸のハリを作る
食事で増やそうコラーゲン!
コラーゲの原料になるのはアミノ酸。
数あるアミノ酸の中でも、最もコラーゲン生成作用の高いのは
「プロリン」や「リジン」というアミノ酸。
プロリン・リジンを含む食材
これらの食材を食べるときは、同時にビタミンC の摂取を。
コラーゲンの生成にはビタミンCが不可欠なので、一緒に摂ると効率的です。
女性ホルモンもコラーゲン生成を高める!
エストロゲンも、コラーゲンの生成を高める効果があります。
エストロゲンを増やす方法みたいなのはこちらでも紹介していますが、
イソフラボンや生活習慣の見直しなども重要です。
クーパー靭帯と垂れた胸のまとめ
書けば書くほどにクーパーさんが遠のいていっている気もしますが、
出産した時点で伸びちゃってるんですよね。
伸びても縮まないんだから、これはもう仕方がないです。(サックリ)
クーパーさんに関しては、「これ以上伸ばさない切らない」をテーマに、
今のクーパーをいかに弱らせないか?が大事ってことですね!