エクオールにはバストアップ効果も!知っておきたいイソフラボンの効果的な役立て方
2016/12/12
イソフラボンがバストアップに良いっていうのは、
バストアップに興味のない人でも知っているくらいの常識になりつつあります。
食え!大豆を食え!と、このブログでも喚き散らしてます。
≫≫女性ホルモンアップでバストもアップ!エストロゲンを増やす食事一覧
さて、このイソフラボンには女性ホルモンに似た働きがあると言われてるんですが、
同じような働きを持つ成分に「エクオール」というのがあります。
最近、メディアでよく話題になっていて、スーパーイソフラボンと呼ばれるこちら。
エクオール、バストアップとの関係性はあるのか?というまとめです。
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目次
そもそもエクオールって何?胸に効果があるのか?
イソフラボンのような、エストロゲンに似た働きをする成分。
これがなぜバストアップにいいかというと、
エストロゲンが乳腺の発達を促してくれるからなんですね。
乳腺というのは母乳を作っている部分で、
胸の基本構造は「乳腺と、乳腺を保護するための脂肪」です。
でも卒乳して母乳の必要がなくなってしまうと、使われなくなった乳腺は衰えていき
ボリュームがなくなり、保護する必要もないので脂肪も拡散するという。
この状況を打破するために、
「イソフラボン摂取してエストロゲンみたく働いてもらって乳腺復活!」
という道筋を作りたいわけです。うむ。
ただ、イソフラボンの摂取に関して、
「どうやらイソフラボンの効用については個人差が大きいらしいぜ」
ってことが最近になって分かってきたんですね。
そんで、ここで登場するのが「エクオール」です。
エクオールはどうやって作られる?特徴はなんだ
大豆イソフラボンは、食事として腸から吸収されるときに、
・ダイゼインという成分のまま吸収される
・エクオールという成分に変換されて吸収される
という2パターンに分かれます。
つまり、エクオールとして吸収されない人もいるってことなんですね。
そして重要なのは、
ダイゼインとして吸収されるよりもエクオールとして吸収されるほうが、
エストロゲンの活性度がより高い、ということなんですね。
ここが「スーパーイソフラボン」と呼ばれる要因にもなってるわけです。
そしてもちろん、バストアップを志す私たちにとっては、
エクオールとして吸収される方が効率がいいわけですよね。
なぜエクオールが作られない人がいるのか?
じゃあ、なんでエクオールとして吸収される人とされない人がいるんでしょうか。
それは、最近注目されている腸内フローラがカギを握っていました。
腸内フローラとは、特に小腸から大腸に生息している細菌の集まりのこと。
数百種類にも及ぶと言われています。
その中に「エクオール産生菌」と呼ばれるものがあって、
これがダイゼインからエクオールへ変換させる働きがあると言われています。
エクオール産生菌は数十種類あるとも言われていますが、
まだまだはっきりとしたことが分かっているわけではありません。
ですが、「腸内にエクオール産生菌がいるかどうか?」というのが
エクオールとして吸収できる人とできない人の差です。
どうすればエクオール産生菌が生まれやすくなるのか
エクオールをつくれる人の割合は、いろいろな研究から報告されており、
欧米人で20~30%、日本人では50~60%と言われています。
日本人は欧米人に比べて、比較的エクオールの産生率が高めです。
それに加えて
年齢が若くなるにつれてエクオール産生率は低下しています。
引用:株式会社ヘルスケアシステムズ
エクオールが産生できるかどうかの
ソイチェックを行っている株式会社ヘルスケアシステムズでは、
若い人ほどエクオールが作れないという原因について食事をあげています。
元になる大豆を食べること。
腸内フローラの環境を整えるために、食物繊維を多く摂取することなどなど。
エクオールのための食事
大豆も食物繊維も、多く食べれば食べるほどいいってものではありません。
適量をできるだけバランス良く食べる、というのが基本。
バストアップのための食事は、基本的には野菜を中心にしたバランス食です。
胸を思った食事を続けていると、
エクオールも産生しやすくなるっていう一挙両得な感じです。
≫≫食事でバストアップ!胸を大きくするために食べたほうがいいもの3つ
元々エクオールを産生できない場合でもまぁ、身体にはいいわけですからね。
産生したいけど。
エクオールの効用はさまざま。できれば摂取しておきたい
エクオールは更年期障害などを対象にしている場合が多いですが、
元々が「エストロゲンに似た働き」ということなので、
・美肌効果(エイジングケア)
・生理不順
など、多くの女性の悩みに対しての作用があると言われています。
もちろんバストアップにもね、期待してしまうところです。
エクオールの副作用は?
あくまでも「栄養補助食品」なので、
今のところ(2016年12月現在)は副作用などの報告は見つけられません。
もちろんイソフラボン自体がそうであるように過剰摂取はダメですが、
もともとが大豆由来の成分なので副作用に関しての心配は、あまりなさそうです。
エクオールが産生できる場合でもイソフラボンは食べておきたいし、
エクオールが産生できない人は、イソフラボンを食べてもダメです。
産生できない場合の方法としてはサプリが代表的ですが、
日常生活の食事をベースとして、摂取してみたいところです。