イソフラボンを効果的にバストアップに活かすには?食事もサプリも種類を知ってから
2016/06/14
バストアップのための食材といえばイソフラボン。
これはもう超有名で、今更感の漂いすぎてる食材ですね。大豆。
胸を大きくするためには女性ホルモン(エストロゲン)の力があると効果的で、
イソフラボンにはエストロゲンに似た作用があるというのがその理由。
じゃあ、大豆食品をただただ食べる……っていうのよりももっと、
グワワッと効率的に摂取できれば嬉しいよねぇ…(`ω´)グフフということで、
イソフラボンをググッと詳しく調べてみます。
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イソフラボンをもっと効果的に摂取するためには?
大豆にはイソフラボン!!なんて声高に言われていますが、
大豆一粒に含まれているイソフラボンなんて、ほんのちょっぴり。
全体重量の約0.2~0.4%と、ほんの少ししかない貴重な成分……
引用:イソフラボン倶楽部
そう、「豊富に入っている」と言われてはいるものの、
実際はたくさん食べても含まれている量はとっても少ないんですね。
で、家庭の主婦ならわかると思いますが、
そんなに毎日毎食、大豆製品ばっかり食卓に出すわけにもいかないじゃないですか。
味噌汁の具に3食出したとしても、そんなに豆腐ばっかり食ってないです。
だから、本当にイソフラボンを必要量摂取しようと思ったら、
ある程度、サプリメントを視野に入れる必要があります。
なので、「どれだけ効果的に大豆イソフラボンを摂取できるか?」ってのが
わりと重要ポイントになると思うんですね。
イソフラボンには種類がある!
効率的にイソフラボンを体内に取り込むために知っておきたいのが、
イソフラボンには2種類あるということ。
この2種類の違いは、吸収率の違いです。
グリコシド型
グリコシド型は、イソフラボンの周りに糖がくっついている状態です。
これね、このポンデリングみたいなやつです。
糖がくっついているので、これが取れるまではイソフラボンは体に吸収されません。
胃では吸収されず、腸内の酵素で分解されて初めて糖がはがれます。
で、腸内の働きというのは個人差が大きいので、
同じ量を摂取したとしても、吸収率とか効果に差が出ます。
ちなみに、納豆・豆腐・豆乳のほとんどがグリコシド型です。
アグリコン型
こちらはさっきのグリコシド型のポンデリングから、
タテガミ部分(緑の丸)がなくなった状態のイソフラボン。
元から糖がない状態なので、腸内細菌は関係なく、胃や小腸で吸収されます。
そのため、「吸収率はアグリコン型のほうが良い」という意見もあったり。
エストロゲンはグリコシド型のイソフラボンと結合することはできず、
糖が剥がれた、アグリコン型になって結合することができます。
食品でアグリコン型が含まれているのは、味噌です。
で、このアグリコン型のイソフラボンも、さらに3つに分かれます。
・ダイゼイン
・ゲニステイン
・グリシテイン
この3種類のうちエストロゲン様作用が最も強いのが「ゲニステイン」で、
効果をすぐに実感できる半面エストロゲン様作用が強すぎるため、
副作用の心配があります。
引用:田中消化器科クリニック
逆に、作用が弱く穏やかなのがダイゼインです。
食べる?サプリ?イソフラボンはどうやって摂取すればいい?
私自身はそこまでサプリメントが好きではなく、頼り切るのは嫌いです。
でも、食事では補えない栄養を少しだけ足してあげるって意味では
有効だなぁとも思うわけです。
私一人なら豆腐も納豆もモリモリ食べるけど、家族がいたらそうとばっかりはいかないもんね。
グリコシド型とアグリコン型はどっちがいいのか?というのは、
・まだ専門家のデータが集まってないからはっきりとは分からない
・どう考えてもアグリコン型のほうがいいだろ
確実な調査結果や情報って、今のところ出てないんですね。
ただ言えるのは、
「食事は味噌を取り入れるように意識すること」
「サプリならダイゼインが配合されているものにすること」
食事に関しては、グリコシド型のイソフラボンのほうが食品数として多いので、
意識的にとるべきなのはアグリコン型の味噌です。
(グリコシド型はほっといてもたぶん食べる)
サプリメントに関しては、
ゲニスチンは強すぎて過剰摂取のおそれがあるので、穏やかな効き目のダイゼインを。
おっぱいのために体を壊してもなんかちょっと格好悪いし。
どっちにしても、
「通常の食事の範囲内で食べようと思えば食べられる範囲」を超えた摂取は
あんまし良くないですね。
おっぱいを大きくするのは、体操と食事がメイン。
手助けにちょっとサプリの力を借りるくらいがちょうどいいです。